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鳳月記 裏 第1章

〜第一部〜

「くそ、こいつも失敗作だ。」
白衣を着た男が、培養液に満たされたシリンダーを叩きながら
中にいる合成人獣(キメラ)の実験体を見てそう叫んだ。
「くそ!もうとっくに隣国のキメラの実験は成功しているというのに・・。」
イラつき声を荒げ、あーでもないこーでもないと独り言を叫んでいた。

そして翌日、何を思いついたのか男は地下の研究所を出て
街へ繰り出し、大通りの裏側にある奴隷市場へと足を運んだ。

「おい、じーさん。」
奴隷商の男をにらみつけ、怒鳴りつけると
「女はいないのか?」
「おやおや、いつもありがとうごぜーます。」
「いるのかいないのかはっきりしろ!」
奴隷商の胸ぐらをつかみ、上下に揺さぶる

「まぁまぁ、落ち着いてくだせぇ。女ですと高くつきますぜ。」
「そんな事は分かっている!いるんだな!」
「へぇ、いますとも。どんな女がお好みで?」
「どんなのでもいい!」
「そうしますと・・・こんな女はいかがでやんしょ。」
そういうと、檻の中から手錠と足かせを付けられた美人の女が出されてきた。

「いくらだ!」
「へっへっへ。こいつは少々高うございますよ。」
奴隷商は指を親指から3本立てた。
「な!そんな女はいらん!もっと安い奴はいないのか!?」
「そうしますと、こいつですかねぇ。」

今度は、檻の隅にいた少し小柄な娘を連れてきた。
「いくらだ!?」
「へっへっへ。こいつは、モノが一言も喋れませんがね。
 旦那がどうしてもと言うのであれば、これだけで良いですぜ。」
今度は、指を小指から2本立てた。
「よし、買った。」
「ありがとうごぜーやす。」
奴隷商は、その少女から手錠と足かせを外すと男から金を受け取り引き渡した。
「へっへっへ、またよろしくぅ。」

男は、布でその娘をくるみ研究所へと連れて行った。
「よし・・・。」
男はその娘を研究所の中にある一室へ連れ込み、
4つんばいの状態にさせ、手錠と足かせを付け動けない様に床に固定した。
そして、口の中に玉を噛ませた。

「これから、お前には色々とやってもらいたい事があるんでな。」
そういうと男はその部屋を出ていこうとした。
男が後ろを振り返ると、怯えているのか、
その娘は、小さくうずくまったままその場から動かなかった。

男が部屋を出てしばらくすると、
その部屋の奥から扉の開く音がすると、一匹のキメラが歩いてきた。
見た目は小柄な狼のようだが、毛並みが1本1本うねり触手のように蠢いていた。
それはよだれを垂らしながら、一歩一歩その少女へと近づいた。
娘は怯えきった顔をして、涙を浮かべている。
そこへ、ガラス越しに冷徹な男の声が響いた。
『そいつは、狼の俊敏性と、水中での機動性に富んだキメラを作ろうとした時の失敗作でな。
 持っている物は小さいから最初にはもってこいだろう。』

娘は必死に逃げようとするが床に固定されているため、身動きが取れない。
さらに一歩一歩と"狼"が少女に近づき、"狼"は四つんばいになっている娘の足の間に顔を埋めた。
「!!」
娘の性器を"狼"のざらついた舌が舐め回した。
娘は突然の感覚に身をよじらせ、そして初めて味わう感覚に、
しばらくすると身体の火照りを覚え、小さな性器から一筋の滴が垂れ落ちた。

すると、急に"狼"が少女の上にのし掛かり赤く脈打ったモノを少女の中に突き入れた。
「!!!」
急激な痛みに涙をにじませたが、
一突き、また一突きと"狼"が腰を振るたび、顔を赤く染めながらされるがままに耐えていた。
しばらくすると"狼"の動きに合わせ、娘は腰を振るようになった。

すると、"狼"は腰の動きを強めた。
娘の身体がのけぞり、さらに"狼"は腰を強く振った。
そして"狼"は、一番深く娘の腰にあてると娘の子宮の中に子種をぶちまけた。

それと同時に、ぐったりと少女はその場へへたり込んでしまった。
娘が目を覚ますと、ガラス越しに男の冷ややかな眼差しが娘を見下していた。

『気分はどうだ。
 初めての相手がキメラとはそうそういるまい。』
そういうと、続けて男はそのガラス越しにこう言った。
『これからお前にはキメラ共と、子を孕むまで交尾をしてもらうからな。』
その言葉に、娘の顔がこわばった。
『まぁ、今日は休め。』
そういうと、少女の動きを止めていた枷が外れ、
部屋の隅の方に小さな粗末なベッドと食べ物が置かれていた。
娘は置かれていたパンにミルク、
それに野菜の炒め物を食べ終わると一時の休息を味わった。

そして、翌日。
朝から部屋の外に出され、娘は風呂へと案内された。
通常ならば、奴隷にこういった待遇はされないのが常識だが、
男は潔癖症気味なのか、みすぼらしい格好をしていた娘の体を綺麗に洗いあげると、
次に髪の毛を切り始めた。
そして、またその髪を綺麗に洗うと外へと連れ出し、
少女の体を布で拭き、こざっぱりとした服装に着替えさせた。

そして、小さな個室へと移され机の上に置かれた朝食を指差し
「ふん。そこに食べる物が置いてある。早く食え。」
そう言い捨てると、娘は戸惑いながらもその朝食を平らげた。

その後、昨日のように気を失うまでありとあらゆる獣に犯される事となる。
キメラは全て元となる獣が違うらしくその性器は様々な形をしていた。

そして、ある日娘が目を覚ますと強烈な吐き気を感じた。
そのまま床に吐瀉すると、あの男が駆け寄ってきた。
殴られるかと思ったが、娘は別の部屋へと移された。

そこには今まで見た事もない機械が並び、
娘の身体にはいくつかの線が取り付けられた。
その身体はまたもベッドに固定され、身動きが取れずにいた。

男は棚から銀色の器具を取り出すと
娘の性器に押し込み、その性器を広げ始めた。

男がマジマジと娘の性器の中をのぞき込み、ブツブツと呟いた。
「よし、成功だ。」
そう呟くと器具を取り外し、男はその部屋から出て行った。

そして、戻ってきた男の口から驚愕の言葉が漏れた。
「お前の食べていた食べ物の中には特殊な排卵誘発剤が混ざっているんだよ。」
ワケが分かっていない娘を一瞥しつつ、
男はニヤりと不気味な笑みを浮かべると、
「お前は、あのキメラ共の子を宿したんだよ!」
と声高らかにそう叫んだ。
その言葉に、娘の顔から血の気が引きその場に倒れてしまった。

その日から娘は性交をすることはなくなったが、
男の研究の小間使いをさせられた。
そして日に日に大きくなるお腹を眺めつつ、
キメラの子を宿したという事実に不安を隠せないでいた。

あれから半年。
娘のお腹は通常では考えられないぐらいに大きく膨れ上がり、
今にも生まれそうな雰囲気を装っていた。
そして、突如襲った痛みにその場にうずくまると男が駆け寄り、
「いよいよ、生まれるぞ。」
男の不気味な声が聞こえると同時に娘は深い眠りへと落ちていった。

気が付くと娘はあの部屋に戻されていた。
ただ、あれだけ膨れていたお腹はへこみ、
大きくなった乳房だけが妊娠した痕跡を残すのみとなっていた。


〜第二部〜

そして、またその日から獣達との交尾の日々が始まった。
ただ違うのは、キメラのもつ性器の大きさが以前と比べ格段に大きく、
そして吐き出される精液の量も多くなっていた。
おおかたキメラのベースに馬を使ったのだろう。
少女の足ほどはある性器が脈打ちながら、小さな性器を広げていく。
しかし今まで行ってきた性交のおかげか、それとも出産のおかげか、
娘の性器はそれをたやすく飲み込んだ。

久しぶりの性交に体の反応は鈍かったが、
前回までとは非にならない射精の量と、
性交の荒々しさに3匹目を超えた時点で、
娘の腹部はついこの間まで妊娠していた時のように膨らみ、
突かれるたびに性器から精液が溢れ、流れ落ちた。
はちきれんばかりに精液を注ぎ込まれるたび、
娘は新たな快感を得るようになっていた。

そして娘は日を追う事に獣達との交尾が待ち遠しくなり、
あの巨大な性器で激しく突かれ、
子宮が破れんばかりの精液を自分の中に吐き出される快感を生きがいと感じ始めていた。

そんな日々が過ぎ、娘が研究所に来て2年目が過ぎた頃だった。
4回目の出産も終え、いつもの様に獣を待っていると、
奥からはいつもの爪の音ではなく、ヒタヒタという足音が近づいてきた。

そして、ガラスから漏れる光に照らされて現れたのは一人の男性だった。
ただ、その姿は普通の男性とは異なり、
身体は黒い体毛に覆われ、背中には大きな鬣(タテガミ)が揺れていた。
爪は異様に黒光りをし、人と馬の混血である事が伺えた。
その男は、娘に近づくと枷を外し身体を抱き上げベットへと運んだ。

娘はオロオロとした表情を浮かべたが、男はかまわず少女に口付けをし、
以前と比べ大きくなった乳房を揉み上げ、その乳首を吸い上げた。

初めてされる行為に戸惑いをみせたが、
男の行為に全身をよじらせ、恍惚の笑みを浮かべながら、
男のされるがままに身をゆだねた。
そして、男は娘の性器を舐めはじめ、
性器の先にある小さく腫れた小突起を指でつまみ上げた。
娘の体がビクンと跳ね上がり、膣から白濁した液が吹き出てきた。
男は娘の目の前に今まで見た事もない大きさの性器をぶら下げた。

男は少女の小さな鼻をつまむと、開かれた口にそのモノを挿し入れた。
娘の口の中は男の性器で一杯になり、男が少女の頭を抱えると前へ後ろへと交互に揺さぶった。
ある程度すると、娘はその行為を覚え自ら顔を振り始めた。
そしてその大きなモノが膨れあがると、娘の口へ大量の精液が注ぎ込まれた。

娘に全てを飲み干せるわけが無く、男がモノを抜くと、
娘は咳き込み、その口から生暖かい精液がドロリと流れ出した。

男は休む間もなく少女の性器へと挿入した。
今までに無い大きさのためか、
一突きされるたび娘の体がのけぞった。

その巨大な性器は、娘の小さな体を貫かんばかりに激しく突きたてられ、
性器の先が娘の子宮口に当たるたび、娘は体が折れんばかりにのけぞり、声にはならないが激しい快感を感じたようだ。
男が腰を強く振り始め、性器が娘の中でひときわ膨らむと溢れんばかりに精液が注ぎ込まれた。
その量は凄まじく、一度の射精なのに娘の腹は徐々に膨れ上がり、入りきらない分は漏れだしていた。
娘は気を失ったらしく、男は娘を残しその部屋から出ていった。

朝食を終え、いつもの様に準備をし始める少女。
そこで、ふと気づく。
あれから2年の月日がたち、毎日あれだけの事をされているにもかかわらず
自分の体が殆ど成長や変化をしていない事に。
男の話では、娘の体に何らかの変化があってもおかしくない様な事を言っていた。

不安に思った娘は、自分の皮膚に小さな引っ掻き傷を作った。
すると、娘の皮膚にできた傷はみるみる間に癒え、血の溜まりだけを残し傷ができたかどうか分からぬ程度まで回復した。
「気がついたか。」
ふと、後ろであの男の声がした。
「お前の体は、大事な商売道具なんでな。お前が気を失っている間に色々と弄ったんだよ。」
娘は何が起こったのかが理解できずにいると、
「なぁに、ほんの少しお前の体に別の生き物の遺伝子を組み込んだだけさ。
 おかげで、お前はこれ以上歳を取る事も死ぬ事もできない様になったのさ。」
娘の顔から血の気が引く。
「そうそう、あのキメラだがお前の生んだ子供だ。良く似ているだろう。
 お前と同じで口が利けないらしい。人の言葉は理解できるみたいだがね。
 違う娘を使って性技を覚えさせて、母親であるお前に尽くさせたのさ。
 あいつらもお前の事が気に入っているようだ。
 母親ということは知らせてないがな。まぁ、せいぜい相手をしてやりな。」
そういい捨てると、男はまたその部屋から出ていった。
しばらくすると、男はガラス越しに
『そうだ、今日はもっといい目を見せてやろう。』
そう言い捨てると、どこかへ行ってしまった。
男がどこかへ言ってしまうと同時に娘は体を押さえつけられた。
「!!」
後ろを振り向くとあのキメラが3匹。
それも、同じ顔をしたあの馬の合成人獣だった。
あの大きな性器が3つ。
それを見た娘はなにかが切れたらしく、今までに無い顔をして自らその性器に貪りついた。

そして、娘はその日から1週間部屋から出る事は無かった。
あの男が戻ってきたのは、あれから8日目の朝の事だった。
男が戻ると同時にキメラ達は部屋の奥にある扉に姿を消した。

男は、その部屋に入ると
「凄い臭いだな。」
そう言いつつ鼻をつまみ、娘に近寄った。
娘は白目を剥き、ビクンビクンと体を揺らし、
精液で満たされたお腹を手で押さえながら穴という穴から大量の精液を垂れ流していた。
辺りには、あのキメラたちの精液が水溜りのように溜まり物凄い臭いを発していた。
そして1週間犯され続けた娘の穴はキメラの性器の大きさに拡がり、閉じようとはしなかった。
「どうだ。」
男の問いかけに娘は答えられるはずが無かったが、男はかまわず続けた。
「お前の産んだ息子達は、うまく成長したよ。
 これから、あいつらのクローンが量産されて近々隣国との戦争に駆りだされるそうだ。」
男は、そう言うと立ち上がり
「しかし、クローンも限界があってな。ある程度すると細胞が壊れ始めるんだ。
 だからお前にはもっとこいつらの子供を産んでもらわなければ困るんだよ。」
そう言うと、男はまた部屋から出ていってしまった。

そして、ついに始まった隣国との戦争は後々不名誉な伝説として語り継がれる物となる。
歴史的にもっとも不名誉な「セックス戦争」と。
娘のいた国は♂キメラのクローンを戦争に投入したが、隣国は反対に♀キメラのクローンを投入した。
それが予想もしない方向へと転じ、キメラ同士に恋が芽生えてしまった。
しかも、クローンとなればその条件も一致し・・・。
そして戦況は、どちらかが果てるまで続けられた。

両国の王はこの結果に、口を大きく開け呆然とした。
この結果により、争いは無益と感じた王達は隣国同士で同盟を結び仲が良くなったそうな。
この戦争で新たなキメラが産まれ、順調に数が増えたキメラ達に対し、
仕返しなどの脅威を感じた両国は、キメラ達に資金を援助し有能な技師を派遣しキメラ達の街を作ったのだった。

そして両国でキメラの産みの親となった娘と隣国の産みの親である青年は開放され、キメラ達の街で暮らす事になったそうな。
その後もキメラ達は増え、人間の知識を取り込み新たに一つの国家を持つ事となる。
永遠の命を持った娘と青年は君主となり、後に3国同盟を結ぶ事となる。

キメラのある意味での産みの親である学者は、戦争の結果に発狂し廃人となってしまったそうな。
そのため、娘と青年を永遠の命に変えた技法は闇へと葬られてしまう結果となった事を記しておこう。
青年の国の話は、また今度の機会に記そうと思う。

(ウェルダー歴187年 鳳月記 裏第1章)



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-モドル-