本家[蒼見鳥]  >  もう一つの世界  >   SS  > 【とある少女と竜の話】


 

SS:何処誰

 

小さな湖の畔。夜の帳が下りた暗い森の中
に、生々しい水音が響いている。獣の気配一つ無い闇の中、小さく燃える焚き火の傍
らに動く一つの――否、一つに重なって見える二つの影。
 一つの影は少女。火のそばの大樹に寄り掛かり、発育途上の身体を惜し気も無くさ
らけ出し、細い足をいっぱいに開いて目の前の影にしがみ付きながら、あられもない
声を上げている。
 もう一つの影は――異形。全身は鱗に包まれ、長い首に長い尾。人であるなら腕が
ある場所からは大きな翼が生え、途中に付いた小さな手で少女の細い身体を押さえ付
けていた。その股間からは長大なペニスがそそり立ち、少女の小さな割れ目を押し広
げながら根元近くまで埋没している。
「あぁっ、いいっ、いいよぉ! もっと、もっとぉ! 奥にぃ、奥に射精してぇぇっ
!!」
 辺りをはばからない嬌声を上げ、異形の影にしがみ付く少女。ジュブジュブといや
らしい音を立てる結合部からは夥しい量の濁液が溢れ、地面に白い水溜りを作ってい
た。
 影が首を伸ばし、少女の胸元に頭を寄せる。そして、興奮で硬くしこった乳首に舌
を這わせると、少女の身体が大きく震え、胎内のペニスを強く締め付けた。
 不意に、影の動きが止まる。自分の腰を少女の腰に押し付けると、低く唸りながら
全身を震わせた。

   ゴブフゥ! ビュグッ! ブヒュッ! ビュゴォ!

 傍目から見ても注ぎ込まれているのが分かるほどの音を立てて、狭い胎内に大量の
精液が吐き出される。
「あああぁぁぁ…………」
 それを、少女は目を細めて恍惚とした表情で受け止める。入りきらない精液は少女
の秘孔から零れ、ビチャビチャと音を立てながら地面に落ちて、白い水溜りを広げて
いた。溢れ返るほどに射精され、白く濁った子宮になお放たれる熱さを感じながら、
少女はうっとりとした顔でお腹をさする。
「まだ……硬、い……ね…………」
 キュッ、と膣口と子宮口を締める。既に何度少女の子宮を満たしたか分からない異
形のペニスは、しかし未だ衰える事無く、その硬さを保ちながら脈打っていた。
「もっと……いっぱい射精して…………」
 少女は影にギュッと強くしがみ付くと、自ら腰を揺らし始める。
「私……言った、よね? 満足する、まで……好きなだけ……射精して、いい……っ
て…………」
 そういって、自分の顔のそばにある異形の口に口付けた。舌を一杯に伸ばして探る
と、それに応えるかの様に長い舌が絡みついてくる。
「……ん……ちゅぅ、むふぅ……ぅん、んく…………私を、孕ませて、って…………
んんっ――」
 自分の胎内で再び動き出すペニスを感じて、愛おしそうに異形を見上げながら、少
女は腰を強く押し付けた――――

          ◇◆◇

   【とある少女と竜の話】

          ◇◆◇

 バサリッ、と空気を叩く音を上げ、“影”は空を舞う。見下ろす眼下には、蠢く獣
が数匹。天を仰ぎ、“影”に向かって吼えたてる。
「――――」
 “影”が動く。空中で体勢を変えたかと思うと、一転、矢の如き勢いで降下し始め
た。垂直降下から地面スレスレで向きを変えると、“影”はそのまま獣の群れに向
かっていく。
 自分たちに向かって来る“影”を、獣たちは初めて捉え、驚愕の表情を浮かべた。
 それは、一匹の異形だった。薄い皮膜が張った両翼は一杯に広がり、端から端まで
7メートルはくだらない。くすんだ赤銅色の鱗に包まれた身体は翼に比べれば小ぶり
なつくり。そこから生える長い首に小さな頭、睨み付ける金色の瞳、口には鋭く細か
い牙が並ぶ。首と同じように長い尾、鋭い爪を備えた脚。

  ――飛竜――

 伝説の中に存在し、その姿を見た者は少ないとされている魔獣の一つ。
 だがそれ以上に何より、獣たちを驚かせた事。
 飛竜の背に乗る、もう一つの影。飾り気のない軽鎧を小柄な身体に纏い、片手に手
綱、もう片手に、その外見に不釣合いなほど長い双頭の両刃剣を持つ、それは少女。
昏い緋色の瞳は強い意思を秘め、流れるように長い碧(みどり)色の髪が、日の光を受
けて輝いている。
「――――はっ!」
 飛竜が獣の群れに飛び込む。それと同時に、少女は手にした剣を傾け、獣たちに切
りかかった。
 振るわれる剣が、獣たちを次々に葬っていく。数匹の獣が飛び掛り、少女と飛竜を
襲うが、絶妙なタイミングで少女は剣を引き、飛竜は翼をはためかせ回避をする。
 お互いに言葉は無い。喋らなくても言いたい事が伝わっているかのように、まるで
一つの獣であるかのように、一人と一匹は獣の群れを駆逐していった――。

          ◇◆◇

 その日の仕事を終えた一人と一匹は小さな湖の畔に降り立つと、少女は飛竜の背か
ら飛び降りた。そして飛竜の背に括り付けている荷物や手綱を外し、傍らにまとめて
置く。そして鎧を脱ぐと、ついでとばかりに服と下着も脱ぎ、そのまま湖へと入って
いった。
 冷たい水が火照った身体を冷やし、汗を流して行く感覚に、思わず息を漏らす。一
瞬、向こう岸まで泳いでみようかと思ったが、今はやめておく。あまり遠くへ行くの
は良くないだろう。自分が危ないし、相棒と荷物も心配だし。
 ふと、その相棒である飛竜の方を見る。翼を畳んだ飛竜はその脚で器用に歩き回
り、周りに落ちている木の枝などをかき集めていた。
 少女は水に浸かりながら、あの飛竜との出会いを思い出す。


 少女に両親はいない。何年も前に起きた戦争で父親は兵隊として戦場に行き、その
まま帰らぬ人となった。母親はその間に流行り病に倒れ、父の安否を知らぬ間にこの
世を去っていた。
 残された少女は、剣を取って冒険者になることを決めた。身体を売ることも考えな
かったわけではないが、それは嫌だった。父と母がよく言っていた『自分の道は自分
で決めろ』という言葉。その言葉に従い、少女は自分が「悪い」と思ったことには手
を出さなかった。

 西へ東への根無し草生活。そんな中、少女はある山で偶然にも飛竜の巣を見つけ
た。竜種を倒した、または生け捕ったとなれば、名声は売れるだろう。彼女はそう考
え、無茶と知りつつ飛竜に挑んだ。
 ――だが、そこにいたのは、傷つき、今にも息絶えそうな程弱った一匹の飛竜。そ
して、その飛竜が抱く、一つの卵。
 その姿が、病に倒れながらも自分の事を気遣ってくれていた母親とかぶり、少女は
飛竜たちに手が出せなかった。
 やがて、飛竜の抱く卵から一匹の子供の飛竜が生まれる。それを見届けたかのよう
に、飛竜は力尽きていた――。

 あれから数年。あの日以来、少女は飛竜の子供を育てた。別に利益や名声が欲し
かった訳ではなく、ただ単純にこの子を一人にしたくなかったのだ。それが伝わった
かどうかは分からない。だが、飛竜は少女を信頼し、また少女も飛竜の事を大切にし
た。
 飛竜の子供は大きくなり、今では他の飛竜と比べれば小柄ながらも、少女を背に乗
せて苦も無く飛びまわれる程だ。無論、少女も成長している。背は伸び、体つきも華
奢ながらしっかりしてきていた。……同年代の娘より、若干発育が遅いのが少し悩み
だが……。
 そんなこんなで一人と一匹は、今では仲の良い姉弟であり、息の合ったコンビでも
あり、そして……、


「――――ん?」
 ふと気づけば、飛竜がじっとこちらを見ていた。その瞳に映るものを見て取り、少
女は苦笑しながら岸へと戻る。
 岸に上がった少女が飛竜に近寄ると、飛竜は目を細めながら頭を少女の胸にこすり
付ける。
「ゴメンね、この前からだいぶ経っちゃったから。――結構、溜まってる?」
 悪戯っぽく飛竜に問いかける。飛竜の瞳には、戦いのときとは異なる興奮の色が浮
かんでいた。もっともそれは、その瞳に映る少女も同じだが。
 少女は裸身を晒したまま、飛竜の前に跪く。そして、普段鱗に隠れている飛竜のペ
ニスを手に取ると、手でさすり始める。
「ふふ、……もう随分大きくなっちゃって。……私の裸を見てて、興奮した?」
 言葉の通り、飛竜のペニスは既に大きくなっていた。それは、人間のペニスより二
回り以上太く、長さもかなりのものがあった。
「すぐに気持ちよくしてあげるよ……」
 ゆっくりと棹をさする。もう片手で付け根の袋を撫でながら、少女はためらいも無
くペニスを口に含んだ。もっとも、人間のそれより大きなペニスを全て咥えこめる訳
でもなく、亀頭を中心に舐めて行く。
「……んっ……ちゅっ、ふむっ……」
 鈴口を舌でなぞり、裏筋を唇で擦る。袋を指で弄りながらさらに奥に咥えこむと、
喉の奥に亀頭があたり、飛竜が大きく震えた。
「……んんっ、……いひよ、射精ひて……。ん……ちゅ、……まず……古いのいっぱ
ひ、射精ひてから……ふむぅ……活きのいい、あたらひい精液……わたひの……お腹
に、いっぱひ……頂戴……」
 そう言うと、少女は亀頭に歯を立てると同時に袋を強めに握る。途端、

   ビュグっ! ビュゴッ! ゴビュッ!

「ひゃんっ!?」
 堰が切れたかのように大量の精液が噴き出し、少女の顔といわず全身を汚してい
く。少女は知らないが、長い碧の髪にかかるその精液は、人間の其れよりも白っぽい
色をして、粘度が高くコッテリとしていた。
「ふふ、いっぱい出たね。……こんなに溜まってたんだぁ……」
 自分の身体にかかった精液を舐めながら、少女は呟く。
「んっ……、濃くて美味し……」
 そういいながら、少女は飛竜のペニスを見る。そこには、
「まだ……元気だね……」
 一向に衰えない――否、射精する前より大きくなったペニスがある。少女は嬉しそ
うにそれをみて、
「それじゃぁ、私の事も気持良くして……」
 そういうと、少女は後ろを向いて四つん這いになった。
「今日は、ね……私、危ないんだ…………だから……さ……」
 ゆっくりと足を開く。その中心にある秘孔は口を開き、透明な雫が滴り落ちてい
た。
「私の膣内に挿れて、いっぱいいっぱい、子宮に射精してね……」
 その言葉を待っていたかのように、それまでおとなしくしていた飛竜が少女にのし
掛かる。そして、既に濡れて潤っている割れ目にペニスを押し当てると、一気に貫い
た。
「んあぁぁぁっ!?」
 胎内に異物を挿入された感覚に、少女の身体が震える。長大なペニスは少女の膣口
を一杯に拡げ、行き止まりである子宮口に先端を打ち付ける。最奥まで辿り着いたの
を確認すると、飛竜は注挿を始めた。
「んぁっ! はぁっ! あぅっ! ひぁっ!あぁっ!」
 カリ首が入り口付近まで戻り、再び子宮口に叩きつけられる。獣のような格好で犯
されながら、少女は嬌声を上げていた。


 ――関係を持ったのは1年ほど前。当時性に目覚め始めた少女は、自分の最も身近
にいた相手に純潔を捧げた。すなわち、相棒の飛竜。まだ快感を知らない身体はそれ
でもすぐに順応し、少女は「女」として目覚めていき、飛竜もまた「雄」として成熟
していった。
 以来、仕事が終わって興奮した後や、お互い我慢できないとき等、こうして人気の
少ない所に来ては交わっている。少女にとってこういったことをする相手は飛竜だけ
であり、飛竜もまた少女以外には関心を持たなかった。


 不意に、飛竜の動きが早くなる。今までの様にがむしゃらに動き回るのではなく、
子宮を叩き潰すかの様に、激しく注挿を繰り返す。
「あぁっ、……射精す、のぉ? ひゃんっ! いい、よ、射精……して、あぁん! 
わた、しの……子宮、にいぃっ!? いっぱい、い……っぱいぃっ! 射精し……
て、頂戴っ! お腹……おっきく、なる位にぃ、いっぱい……射精してぇ、わた、わ
たしを…………ああぁっ!」
 一際大きな一撃が、少女子宮口に叩きつけられる。それは文字通り子宮口をこじ開
け、子宮に突き刺さった。
「ああぁっ! 私の子宮(なか)でいっぱい射精して、私を孕ませてえぇ
えぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!」
 その言葉と同時、飛竜が低く吼える。そして、

   ドグンッ! ビュグンッ! ゴビュルッ! ビュグッ、ビュグッ、ビュグッ!

「はあぁぁあぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!」
 一度目を上回る量の精液が、少女の子宮に直に注ぎ込まれた。その熱と勢いに、少
女は折れんばかりに身体を弓なりに反らせ、子宮で弾ける大量の濁液の感触が背筋を
駆け巡る激しい快感となって与えられ頭が白くなる。
 噴き出される精液は止まることなく、子宮底に噴きかかりながら少女の子宮を満た
し、子宮の脇にある卵管を遡って卵巣までにも流れ込んだ。
「あぁぁ……、いっぱい……いっぱい射精てる……、……一番奥……子宮に、直
接……。……お腹の中……溢れちゃうぅ…………」
 膣の中で蠢く脈動を感じ、身体の一番奥で射精され、子宮に満ちていく熱さを受け
止めながら、少女は身体を震わせた。大量の精液に、少女の小さな子宮はすぐに満杯
となるが、大きなカリ首は精液の漏れを防いでいた。傍から分かるほどにお腹が見る
間に大きくなっていくが、それでも入りきらない精液は膣とペニスの狭い隙間から流
れ出してくる。
 5分近く経ってようやく脈動が収まったとき、二人の結合部の下には白い水溜りが
出来ていた。身体を揺らすと、子宮に詰まった精液がタプタプと揺さぶられるのが心
地よい。少女は体勢を変え、ゆっくりとペニスを引き抜こうとする。が、

   ビクンッ!

「んぁ!?」
 胎内でペニスが脈打つ。あれだけの射精をしていながら、膣内に感じる感覚はまだ
硬く、そして熱さを伴っていた。
「ん……ぁ……、まだ……足りない……?」
 首だけを動かして飛竜に聞く。飛竜は答えず、首を伸ばして少女に顔を近づける
と、その口に長い舌を入れてきた。少女はそれに応え、自分の舌を絡める。
「ん……ちゅぅ……、ぴちゅ……んふ……はぁ……」
 糸を引いて舌が離れた時、少女はトロン、と蕩けた顔をしていた。そして胎内に収
まっているペニスも、既に先ほど以上の硬さを取り戻している。
「いい……よ……。満足、するまで……、好きなだけ……私の膣内に射精して……。
あなたの……子供、産みたいのは……本当、だから……」
 そういって、今度は自ら飛竜の口に舌を入れ、微かに苦い唾液を貪る。
 試しに、きゅっ、と膣を締めると、それによって中のペニスをより強く感じ、少女
は身悶えた。
 そして、それに応えるかのように、今度はゆっくりとした動きで飛竜は腰を動かし
始めた――――


-モドル-

是非、作家さんの今後の製作意欲のためにも感想や応援を、拍手やBBSなどによろしくお願いします。 m(^о^)m

(拍手される場合作家さんの名前を始めに入れてくださると誰への拍手なのか特定できて尚嬉しいです♪)