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SS:ハレネコ





それは水のように美しく清らかに

「ん……」
まばゆい光が瞼に差し込む、あまりの光の強さに眼を覚ます。
「あれ……?」
彼女は見た目10代後半、青い瞳、短めのシルバーブロンドの髪が美しい少女だった。
そこは彼女の部屋ではなかった。いや、もともと彼女に部屋など無かった。
いつも薄暗くて冷たい石の壁と鉄格子が囲む『檻』が、彼女の居場所だった。
しかしここは違う、暖かい木の壁、清潔なベッド、白いカーテンの掛かった窓からは青い空がのぞいていた。
目の前の光景に呆然としながら、シルバーブロンドの髪をかき上げてはたと気づく。
「……!!」
彼女は全裸だった。
いや、厳密には全裸ではなく、ところどころに包帯が巻いてあるが肝心な部分が隠れていない。
まだ熟しきっていない肢体がほとんど露出している。
「はわわ……」
シーツを引き寄せ、胸元を隠す。
「服……服は……」
必死にあたりを見回すが、それらしいものは無い。

ガチャ

突然、正面にあるドアが開いた。
そこには20代前半くらいの青年が立っていた。
身長が高く、褐色の肌と切れ目気味の赤い瞳。
肩ぐらいまでの長い黒髪を赤い紐で結わえている。
そして最大の特徴は、人間の耳のある場所に黒いネコミミが付いていた。
良く見ると同じく黒くて長い尻尾もある。
おそらくネコ科の亜人だろう。
そして青年は硬直する彼女を見ると
「眼が覚めたようだな」
そう言って、彼女のベットの脇にある椅子に腰掛けた。
「傷は全て軽傷だ、傷が残るようなものは一つも無い、良かったな。ただ、軽度の栄養失調のようだからしばらくここで休養していた方がいい。それと……」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
彼女は慌てて青年の言葉を遮った。
「……なにか?」
青年は怪訝そうに彼女を見た。
「あ、あのあの……」
彼女は顔を赤らめモジモジしながら遠慮がちに言った。
「お話を聞く前に、服を、着たいんですけど……」
「……ああ」
青年はまるで今気が付いたとばかりに返事をした。
「君の着ていた服はあまりにも汚かったのでな、処分した。体も汚かったからし、乾いていたから裏の池で洗わせてもらった」
『体を洗った』という言葉に彼女は身を強張らせる。
「変わりに新しいのを持ってくるからちょっと待ってな」
青年はまるで意に介さないといったふうに立ち上がると、ドアに手を掛け、ふと何かに気が付いたかのように彼女の方を振り向いた。
「上は普通ので良いとして……その足だからロングスカートがいいか?」
彼女はハッとして、顔を真っ赤にして俯いてしまった。
そして俯いたまま小さな声で
「お願いします……」
「わかった」
そして青年はドアを開けて出て行った。
「…………」
彼女は恨めしげに自分の足、自分の下半身を見た。
シーツに隠れて輪郭しか見えないが、そこには確かに計8本の触手のような足があった。
彼女はタコと人間のキメラ、スキュラだった。

「俺の名前はデューンだ。君は?」
青年、デューンはスープをスプーンで掬い、彼女の方に差し出す。
「私はスゥです……あむ」
彼女、スゥはスプーンを咥えるようにスープを飲む。
どうやらこの家は街から少し離れた高い場所にあるらしい、窓から外を見ると小さい街が一望できる。
スゥはデューンの持ってきた服に着替え(どうやらわざわざ街で買ってきてくれたらしい)、デューンが作った野菜スープを食べている。
最初は話すことも恥ずかしがっていたが、だんだんとなれてきたようだ。
「デューンさんってお医者さんなんですか?」
部屋の隅には大きな薬棚が立っている。窓際にある大きな机の上には医療器具と思われる道具が並んでいた。
「モグリだけどな。でも町には医者がいねぇから良く仕事が来る」
「お医者さんがいないんですか?」
スゥが疑問の声を上げる。当然だ、小さいとは言っても街なのだから医者の1人くらいいてもいいはずだ。
「2年前までは居たんだけど死んじまった。もう80超えてたからな、息子も医者だが帝都に行っちまって帰ってこねぇ」
「そうなんですか……」
「ところで」
話を切り上げてデューンは真剣な面持ちでスゥを見据えた。
「どうしてこんな場所に倒れてたんだ?スキュラは定期的に水を浴びないと生きられないんだろ?ここら辺は内陸だし、大きな湖も無い。何故だ?」
「…………」
(この人なら話してもいいかな……)
スゥは一瞬躊躇したが、決意したように口を開いた。
「私は帝都の魔法使いが創ったキメラなんです。その魔法使いのところから私は攫われてきたのですが、どこかに連れて行かれる途中に馬車が事故にあってその隙に逃げてきたんですけど……」
そういってスゥは口を噤んだ。とても辛かったのだろう、彼女に眼には涙がにじんでいる。
「行くところが無いならここにいろ」
突然の言葉にスゥはハッと顔を上げた。
「え……いいんですか……?」
「まぁ、ベットは足りてるし、1人ぐらい増えても別に喰うにはこまらねぇしな」
そういいつつ、デューンは食器を片付け始めた。
しかしスゥは慌てたように言った。
「でも迷惑じゃ……」
「別に」
デューンはスゥの言葉を一刀両断した。
「あう、でも私……」
スゥは俯いて搾り出すかのように
「……キメラ……ですし」
「だから?」
デューンはまたしてもスゥの言葉を一刀両断した。
唖然とするスゥを尻目に食器を抱えてドアに手をかける。
「何もしないで居るのが嫌なら、家事を手伝ってくれ」
ドアを開け、外に出て振り返る。
「あ……」
デューンの眼は答えを待っていた。強要するでもない、頼み込むでもない、ただスゥ自身の回答を待つ、そんな眼。
「え、えっと……」
その視線に若干頬を赤らめながら、スゥは答えた。
「ふ、不束者ですが、よろしくお願いします……」
「ああ、よろしく」
デューンはぶっきらぼうにそういうと、ドアを閉めた。
しかしスゥには、デューンの顔に喜びの笑みがあるのが分かった。

――――それから数週間がたった。―――――

スゥの具合もすっかり良くなり、今ではデューンの家のすべての家事をこなせるようになった。
そしてデューンに対するスゥ気持ちの中にはだんだんと最初とは違う感情が芽吹き育っていた。
(最初はとっつき難い人だと思ったけど……)
実はそうでもなかった。
夜怖い夢を見て眠れなかった夜も、彼は嫌な顔1つせずに自分のベットヘ彼女を迎え入れた。
一緒に外を歩いていて、石で足を切った時も、彼はその触手のような足についた傷を、綺麗に舐めてから治療してくれた。
(いつも仏頂面だけど、ホントはすごく優しい人)
スゥはデューンに対する感情を知っていた。
(あの人が……好き)
彼を思うたびに頬が高潮し、心臓が激しく高鳴る。
(あの人が「ありがとう」って言う時の笑顔が好き)
(あの人が手を握ってくれた時の温もりが好き)
(デューンさんが好き、大好き)
彼女はこの気持ちを抑えることができなかった。
たった数週間のうちに、スゥはデューンに恋をしていた。
(でも……)
しかしそれを思うたびに彼女の心は暗く陰る。
(私はキメラ)
(こんなに醜い姿)
(言ってしまったら……デューンさん、きっと困ってしまう)
それは日常の崩壊を意味する。
やっと到来した幸せの日々。
研究所にいたころには想像もしなかった日々。
それが、崩れる。
(これ以上は……ダメ)
彼女の心に雨が降る。
(これ以上は……)
この想いが消えぬ限り止むことの無い雨。
(でも……でも……!)
それでも彼女は想う事をやめない。
(デューンさん、貴方を愛しています)
冷たい雨が、彼女の頬を濡らす。

もう日は沈み、満月の光が無ければ完全な真っ暗闇だ。
しかし、デューンは診療に行ってまだ帰ってこない。いままでこんな遅いことは無かった。
「仕方ないなぁ……」
食事の仕度を終わらせ、外に出る。
デューン宅の裏には小さい池があった。
川に面したその池は、常に水が循環しており、池のそこが見えるほど澄んでいた。
彼女たちはいつもここで水浴びをする。
服を脱ぎ、裸になる。
まだ発展途上だが、白く美しい肢体が月明かりに照らされて、さらに美しく映えていた。
傷はもう無い、もともと浅い傷ばかりだったし、何より彼女は傷の治りが早い。
そういうふうに、創られたからだ。
「ん……冷たくて気持ちいい」
スキュラの体温は普通の人間より低い、故に普通の人間より暑さに弱い。
今は真夏、毎日水浴びしなければ干からびてしまう。
「〜♪〜♪〜♪〜」
歌など歌いながら池を泳ぐ。
それはまるで人魚のような歌声だった。

ガサ……

「!」
両手で胸を隠し、物音のするほうに振り向く。
「……デューンさん」
「おう、ただいま。邪魔したようだな」
そこにはデューンがいた。まだ家には入ってないらしく、診療用の鞄を持ったままだ。
「いえ、べつにそんなことは……」
スゥは顔を赤らめながらデューンに背を向けた。
一度見られているとはいえ、やはり裸を見られるのは恥ずかしい。
それが想い人ならなおさらだ。
「いや、気持ちよさそうにしてるんでな、邪魔するのもどうかと思って」
デューンはそういって肩をすくめた
「いい声だな、まるで人魚のようだった」
デューンそういうと、スゥは顔をさらに真っ赤にして
「そ、そんなこと無いですよ……」
そいって黙ってしまった。

沈黙が流れる。

「よし」
掛け声と共にデューンは服を脱ぎだした。
「な、何やってるんですかデューンさん!」
スゥはまたさらに顔を真っ赤にして叫んだ。
「何って、水浴び決まってるだろ?スゥを見てたら俺もしたくなってな」
「だ、だからって……!!」
そうこうしてるうちに、デューンは服をすべて脱ぎ終えていた。
「…………」
スゥはこれ以上ないくらい赤くなった顔と眼を両手で隠していたが、指の隙間から見える彼の肉体に見入っていた。
適度に筋肉のついた身体、獣の亜人にしては珍しく、まったく毛深くない。
「じゃ、入るぞー」
知ってか知らずのんきな声でデューンは池に入ってきた。

またしても沈黙

2人はお互い背中合わせに池の中にいた。
池にはデューンが体を洗う水音だけが静かに響いている。
しかし、スゥの心臓はこれでもかというくらい速く、そして大きくビートを刻んでいた。
(はわわ……なんでこんなことに……)
「なあ」
「は、はイッ!」
急に呼びかけられ、スゥは驚きのあまり返事の声が裏返ってしまった。
「俺もう出るから、飯の準備しとくよ。ゆっくりしてきな」
(……あ)
スゥが振り向くと、彼は水の中を歩き、岸に上がろうとしていた。
(だ、ダメ……!)
何がダメかは分からなかったが、とにかく行かせてはいけないとスゥは思った。
このまま行せてしまうと、彼にはもう届かない気がしたから。
「ま、待って!」

ぎゅ

スゥは岸に上がろうとするデューンに抱きつく。
「……」
デューンは何も言わない。
「デューンさん……」
スゥはデューンの背中に顔をうずめて、搾り出すように言葉をつむいだ。

「デューンさんのことが好きです」

(言っちゃった……)
「…………」
「迷惑だって分かってます。でも、伝えたかったんです」
「…………」
「言ったら全部終わっちゃうって分かってます。でも、言いたかったんです」
「…………」
「大好きです。世界で一番愛しています」
スゥはそういうとより強くデューンを抱きしめた。
「……」
「あ……」
しかし、デューンはスゥの手を振り解き、スゥに向き直る。
「……後悔しないか?」
「え……?」
予想外の返答にスゥは唖然とした。
「後悔しないか、そういった」
デューンはいままでにないくらいの鋭い視線でスゥを見据えていた。
「…………!」
スゥはほんの一瞬その視線に怯んだ、だが
「…………」
自分の想いをすべてこめて、デューンの眼を見た。
「……そうか」
そう言って、デューンはスゥを抱きしめた。
「あ……」
「スゥ、俺もお前を愛している」
その瞬間、スゥの眼から大粒の涙が溢れた。
「私……ずっと、ずっと……!」
「ああ、分かってる」
スゥも、デューンの首に腕を回し、きつく抱きしめる。
「デューンさん……」
「スゥ……」
腕を解き、唇を重ねる。
「チュ……あ…んちゅ……」
お互いの舌が絡み合い、味わうように口内を暴れる。
「んはぁ…」
唇を離し、見つめ合う。
そしてもう一度…
「「あ」」
2人が同時に声を上げる。
「デューンさん…?」
「………」
デューンは黙った。黙るしかなかった。
スゥの足の1本が、彼の今最も猛っている部分に触れたのだ。
「デューンさんの、大きくなってる……」
「………」
デューンは顔を赤らめ、そっぽを向いた。
スゥにはデューンそのしぐさがとても可愛く見えた。
(デューンさん……)
「!ちょ、まて!スゥ!」
スゥは水の中に潜ると、デューンの猛るそれを咥えた。
(デューンさんの……大きい)
スゥは口の中で改めてその大きさを感じ取る。
(でも……大丈夫)
スゥは水の中でデューンのそれを舐め上げる。
「う……うぁ……」
デューンは襲い来る快楽にあがらうように歯を食いしばった。
(デューンさん……気持ちいいのかな?)
水の中までは声は聞こえない、だが、デューンのモノは先ほどから痙攣するように跳ねている。
「スゥまて……ちょっ……ッ!」
ドクン、ドクン………
スゥの口の中に熱い液を放出する。
(ん……デューンさんのが……)
スゥはデューンの熱い液を飲み干し、水の中から顔を出す。
「デューンさん……気持ちよかったですか?」
顔をすこし赤らめながら遠慮がちにスゥは言った。
「まったく……待てって言っただろうが」
デューンは疲れたような声で呟いた。しかしスゥは
「……デューンさん」
しかしスゥはそんなことおかまい無しに、求めるような視線でデューンを見つめた。
その目線にデューンは「あー……」などと呻きつつ頭を掻いていた。
スゥはデューンの胸に頭を寄せて
「……抱いて……ください」
と、呟いた。
「本当に……いいのか?」
今さらだと分かってはいるが、デューンはスゥに再度問いかけた。
スゥはまっすぐにデューンの眼を見た。
「デューンさんさえいいなら……」
そういって、またデューンの胸に頭を寄せた。
「分かった、俺はお前を抱く」
「あっ……」
スゥを水の上に寝かせ、それに覆いかぶさるようにデューンはスゥのまだ熟しきっていない白く美しい胸に口付けをした。
何度も何度も、口付けをした。
「あっ……あっ!」
そのたびに可愛らしい声で鳴くスゥ。
デューンは空いている両手で、スゥの白い肌に咲く桃色の蕾を摘まむように刺激する。
「ひぃあ……んぁあ!」
スゥの声がさらに大きくなる。感じているのだろう、先ほどよりもスゥの蕾は固くなってきた。
彼女の足もデューンの足や腹部に絡み付いて放そうとしない。
ふと、デューンの手が止まる。
「はふぅ……どうしたんですか……?」
スゥは怪訝そうに言った。
「いや、そういえば聞いてなかったなーなんて……」
「?」
スゥはさらに怪訝そうな顔をした。
デューンは何度も躊躇しながら「あー」だの「えー」だのいいながら迷っていた。
「あー……なんだ、その、スゥのって……どこにあるんだ?」
スゥは一瞬何のことか分からないという顔をして
一瞬で理解する。
「あ!あ!えっと……その……」
スゥは顔を真っ赤にしておどおどしていたが、やがて先ほどまで彼女の蕾を摘んでいたデューンの手を取ると、足の付け根の中心へ導いていった。
「ここ……かな?」
足の付け根の中心、そこには小さな花弁があった。
そしてそこは他のところよりもヌメリが強く、熱く火照っていた。
そこをゆっくり撫でるように愛撫する。
「ひゃん!……そこ…はひッ!…です……」
花弁をなぞるごとに激しく感じるスゥ。
今度は指を一本入れてみる。
「ひッ……ああ……」
もう一本……
「……ッ!ああぁぁ!!」
ビクッ、ビクッ……
2本目を入れたとたんに、スゥは悲鳴を上げ激しく仰け反った。
イってしまったのだろう
「大丈夫か?」
「は、はい……」
眼に涙を浮かべているが、スゥはデューンの顔を見て微笑んだ。
「デューンさん……もう我慢できません……デューンさんの……ください」
「ああ、俺ももう限界だ」
スゥはデューンの首に腕を回し、デューンはスゥの花弁に猛る自分自身をあてがう。
「……いくぞ」
少し躊躇して、言い放つ
「はい……」

ズン!

「うぁ……っく……」
「あひぃ!……んぁあ!」
入った
スゥの足はすべてデューンにしがみつき、絡み付いていた。
そして水面には赤い血液が―――初めての印が―――浮かんでいた。
「スゥ……」
デューンは気遣うようにスゥに呼びかける。
「大丈夫……です……気持ちいい……です」
スゥは息も絶え絶えにデューンに答えた。
「デューンさんに初めてあげられて……嬉しいです……デューンさんと繋がっているなんて……夢みたい……です……」
本当はつらいのだろう、眼から大粒の涙がとめどなく流れ、首に回した腕は震えている。
「だから……動いてください……デューンさんの好きなように……してください……」
デューンはそのけなげなスゥの姿に涙が流れそうになる。
「…………!」
涙を強引に拭き、スゥの眼を見据える。
「分かった、だが気持ちよくなるのは俺だけじゃない。お前もだ。意識が空の上までブッ飛ぶぐらい気持ちよくしてやる、覚悟しとけ」
それを聞くとスゥは笑顔で頷いた。
デューンはスゥを抱き寄せキスをする。
「ん……チュ…んちゅ……ぴちゅ……んあ……」
先ほどのキスより激しく、しかしこんどはやさしく、愛しむ様に……
「いくぞ」
こんどは躊躇無く、言葉を発した。
「はい……」
スゥもそれに答える。

ズ……ズズズッ!

「ぐあ……ッ」
「はぁぁあぁあああぁぁぁぁ!!」
人生最大の快楽に意識が飛びそうになる。
だが、まだ果てるわけには行かない。
デューンは歯を食いしばり、動きを続けた。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あ、あ、あ!」
スゥの中を何度も何度も行き来する。
徐々にペースを上げたり下げたりし、スゥにも感じることができるよう配慮する。
スゥの鳴き声もだんだん大きくなっていく。
「スゥ、どう、だ、気持ち、いい、か?」
「あっ、あっ、いいよ…あっ、気持ちい、いよあんっ!」
お互い途切れ途切れに言葉をつむぐ、ピストンの影響もあるが、もう2人とも限界だった。
「あっ、デューン、さん、あっ、あっ、もうダメ…あんっ!イっちゃうあっ!」
「俺も、だ、もう、いく、ぞ」
デューンは自分自身をスゥの花弁の奥に突き立てる。
「ああぁああぁぁぁああぁぁーーー!!!」
ドクン、ドクン、ドクン……
先ほどよりも明らかに多い量の熱い液体がスゥに流れ込む。
(ああ……デューンさんのが……私の中に……)
「スゥ……」
デューンは繋がったままのスゥを抱き寄せ、やさしく、しかし強く、抱きしめた。
「スゥ……俺は今、とても幸せだ……」
「私も……幸せです」
そして彼らは向き合い、やさしくキスをした。




【 fin 】


-モドル-

是非、作家さんの今後の製作意欲のためにも感想や応援を、拍手やBBSなどによろしくお願いします。 m(^о^)m

(拍手される場合作家さんの名前を始めに入れてくださると誰への拍手なのか特定できて尚嬉しいです♪)