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SS:霜月




今日は天気がいいのでいつもより遠くへ狩りに出た。
そうしたら珍しくヒトの群れを見つけた。
オスが5匹にメスが1匹…特にヒトのメスを見たのは久しぶりだった。
オスはギラギラ光る甲羅とデカい爪を持っていた。
そいつらは時々縄張りに入ってくるブタモドキと似てるが、やつらよりずっと強かった。
でもオレよりはずっと弱かった。

奴らはオレに気づくと爪を振り回して、みんないっぺんに向かって来た。
オレは軽くしゃがんで爪を避けて、一番近いヤツをけっとばした。
そうしたら後ろのマヌケなヤツが、間違えてそいつの腹に爪を刺してしまった。
間違えて刺したヤツはびっくりして、オロオロと慌てていた。
だからその隙に頭を殴ると簡単に倒れた。

残った3匹はしぶとかった。
オレは爪を避けるために、飛んだり跳ねたりかなり走り回った。
そのうちオレは間違えて、倒れてたヤツを踏んづけてしまった。
そのせいでオレはズッコケそうになり、逆にオレに踏まれた死に損ないは情けない悲鳴を上げた。
でもやつらの一匹がその悲鳴に気を取られたので、すかさずそいつののどを食いちぎった。
そいつはそのまま動かなくなった。

残った2匹がオレに襲い掛かってきたので、首がちぎれかかった死体を投げつけてやった。
すると避ければいいのに馬鹿な一匹がそれを受け止めて、一緒になって倒れこんだ。
速攻で残りの一匹を思いっきり蹴ると、ゴキッといい音がして変な向きに首が曲がった。

オレは悲鳴を上げ続ける死に損ないの腹に開いた傷口から爪をいれ、ビクビク動く心臓を突き刺してトドメを刺した。
その途端オレの肩に痛みが走った。
死体と一緒に倒れてた間抜けが、目を離した隙に起き上がって卑怯にも後ろからオレを切りつけやがったのだった。
どうせすぐに治る程度の傷だが、やっぱり痛いものは痛かった。

まぁ残りが1匹だけなら後は楽だ。
そいつがギラつく爪を振り下ろし切った瞬間に噛み付いて引っ張ると、非力なそいつは転びそうになった。
そのまま大きく振り回すと、そいつのご自慢の爪はポロリと抜けた。
爪がないと何もできないそいつは逃げ出したが、オレから逃げるには足が遅すぎる。
すぐに追いついて後ろから飛び掛った。
そしてさっきの肩のお返しに片腕をもいでやった。
そいつはかなり痛がって、甲高い悲鳴を上げた。
いい気味だ。

背中を踏みつけていると、そいつはジタバタと暴れていた。
暴れれば暴れるほど、そいつの腕からは勢い良く血が噴き出していた。
面白いので眺めていると、だんだん勢いがなくなっていった。
そして血がほとんど止まった時には、そいつは動かなくなっていた。
ちょっと期待外れだった。


とりあえずオレはエサを喰うことにした。
奴らの持ち物を漁ると、思った通り食い物が沢山出てきた。
やっぱりヒトの持ってる食い物はウマイ。
オレは腹一杯喰った。
もちろんヒトの肉も喰えないことはないが、喰いたいとは思わない。
イヤな臭いが染み付いていてこいつらはマズイ。
これならまだブタモドキの方がましだと思う。

その時オレはもう一匹残っているのを思い出した。
辺りに飛び散った血の臭いに紛れていたが、よくよく嗅げばメスの匂いが風上から流れてくるのが分かった。
探してみるとすぐに藪の中で震えているメスが見つかった。
そのメスはオスと違って臭くないし、胸や尻にたっぷりと脂がのって中々美味そうだった。
だが腹は一杯だったので、持って帰って後で喰うことにした。

軽く殴っただけで動かなくなったメスを引きずって、オレはネグラに帰った。
ネグラに着いてもメスは目を覚まさなかったが、とりあえず食べるのに邪魔な皮は剥いておくことにした。
ヒトの外側の皮は爪で引っ張ると、ビリビリと破れて簡単にとれた。


メスの身体は本当に美味そうだった。
だが腹も減ってない今食べてしまうのはもったいない。
指先でつつくとぷりぷりとしていて、ちょっと引っ掻くだけで弾けそうだった。
妙にでかい胸を掴むと、もちもちとした皮膚がオレの肉球に吸い付いてくる。
その肉に牙を突き立てた時に口一杯に広がる肉汁を思うだけで、オレは涎が出てきて止まらなかった。

ぷよぷよとした胸、つるりとした腹、すべすべの太もも…ヒトの身体には毛が生えていない。
そのくせ何故か頭と股ぐらにだけは毛が生えている。
なんでそんな所にだけ生えてるのかがとても不思議だったので、オレはよく観察してみた。
そしてオレはこの時、メスにもチン○○がついていることを初めて知った。
もっともオスほどの大きさはなくて豆粒みたいだが、やっぱりチン○○だ。
小便の穴は下にちゃんとあるのに、チン○○が別にある理由がオレにはさっぱり分からなかった。

小便の穴を拡げると、赤いビラビラがはみ出てきて真ん中にヌメヌメした穴がぱっくりと口をあけた。
桃色の穴はまるで内臓のようでとても美味そうだった。
その甘酸っぱい匂いを嗅ぐと頭の中がくらくらしてきた。
オレがそのビラビラを嗅いだり舐めたりしていると、穴からじわじわと変な汁が滲み出てきた。
豆みたいなチン○○モドキも大きくなってきて、それを見ているとオレは尻の穴がムズムズするようなとても変な気持ちになった。
そして何故かオレのチン○○までデカくなってきた。

チン○○は勝手にムクムクと膨らんだまま、元に戻りそうになかった。
ふとオレがまだ弱っちい頃、ブタモドキがチン○○をメスに突き刺しているのを見たことがあったのを思い出した。
何か変なことしているなとは思ったが、見つかりたくないからあの時はさっさと逃げた。
そしてあれ以来そんなこと思い出したこともなかった。
今でもアレにどんな意味があるのか分からんが、せっかくメスがいるのだからオレも試してみようと思った。


オレは恐る恐るチン○○をメスの小便の穴にあてがうと、思いきって突き刺してみた。
穴はきつかったが少しは広がるようで、ぎりぎり何とか入れることができた。
中はヌルヌルしてて気持ち悪かったが、とても温かかった。
ただしちょっとでも動くと余りにくすぐったいので、オレはそのまま動くに動けなくなってしまった。

その時急にメスの穴がグニグニと動き出した。
どうやら気がついたらしい。
メスはしばらくトロンとした目をしていたが、オレと目が合った途端におかしな鳴き声を上げた。
「イヤーッイヤー、イヤー…」

オレを押しのけようと両手を突っ張らせたり、小っちゃな拳で殴ってくるがそんな程度でどうにかなるオレではない。
小鳥のように手足をバタバタさせて暴れる姿がなんともかわいくて、もっと苛めたくなってしまった。
しかしここでメスは意外な反撃を仕掛けてきた。
穴でオレのチン○○をキュウキュウと締め付けてきたのだ。

穴はオレを締め上げながらニュルニュルと動き回る。
そのくすぐったさはさっきまでとは比べ物にならない。
あまりに強烈な刺激にオレの尻の肉が、痙攣でも起こしたようにプルプルと震えだした。
そして気がつくとオレは思いっきり腰を振っていた。

「イヤ、ヤメテ、バケモノニナンテ…」
メスは何やら小声で鳴きながらも、オレのされるがままになっている。
これ以上やったら殺してしまいそうな気がしたが、オレの腰は勝手に動き続け、もう止めようがなかった。
そして段々何かがチン○○の根元に集まるような感じがしだした。
オレは何とかそれを抑えようと我慢したのだが、結局止められずに爆発した。
その瞬間、脳天を何かでぶん殴られたように、頭ん中が吹っ飛んだ。


見下ろすとメスはオレの下でぐったりとしていた。
気をつけたつもりでいても、やっぱり強く抱き締めすぎてたらしい。
それにいつの間にか胸や喉に歯型をつけてしまっていた。
ただ息はしているので、殺してしまってはいないのだけは確かだった。

顔を舐めても、胸を突付いてもメスは反応しない。
手足を大きく開いたまま眠りこけている。
肉穴からチン○○を抜くと、中から白い汁がどろりと溢れ出てきた。
そういえば最後の瞬間、オレのチン○○から小便とは違う何かが出てたような気がした。
もしかしたらこれがアレかもしれないと思った。


柔らかくなりはじめたオレのチン○○をしごいてみると、やっぱり小便でなく白っぽい汁がちょっぴり出てきた。
何か変な病気にでもかかったのかとドキリとしたが、痛くもないしどうやらこういうものらしい。
何かここだけオレの身体じゃなく、別の生き物みたいですごく変な気がした。

オレはチン○○でメスの豆を突付いたり、擦り合わせたりしながら見比べてみた。
大きさはともかく形といい場所といい、やっぱり同じものだと思った。
だが見れば見る程この豆のついてる意味が分からなかった。

見つめていると赤くぷっくりと膨らんだ肉の間で、ビラビラが殺したてのウサギのようにヒクヒクと動いていた。
オレは噛み千切りたくて仕方がなかったが、ここは我慢してしゃぶるだけで我慢をした。
しばらくいじくっていると、縮んでいたオレのチン○○がまたムクムクと大きくなった。
そしてちょうどその時メスの方も目を覚ました。

「タスケテ、オネガイダカラ、タスケテ…」
メスはずりずりと後ろへ這いながら、おかしな声で鳴き始めた。
逃げる足首を掴んで引き寄せると、メスはまたしてもジタバタしはじめた。
今度は慎重にオレはチン○○をもがくメスの穴に差し込んだ。
そしてあせらずにゆっくりと動かす。

簡単に折れてしまいそうなメスの身体を、手加減して押さえ込むのに今度は上手くいった。
ぐりぐりと腰を揺らすたびにメスが上げる鳴き声が耳に心地よい。
だがまたしてもすぐに暴走した腰が勝手に動いた挙句に爆発してしまった。
でもそれが気持ちいいというか、気持ち悪いというか…とにかく凄いと思った。
そして急に疲れがどっと出てきて、オレはそのまま眠ってしまった。


朝になるとメスの姿が見えなくなっていた。
どうやら逃げ出したらしい。
だがオレの縄張りの中にいる限り、他のヤツに横取りされることはないだろう。
オレはゆっくりと時間を掛けた楽しい『狩り』を始める事にした。

だが残った匂いを追いかけてみると、あっけなくメスの居場所が分かってしまった。
ヒトはあまり逃げるのが得意ではないようだ。
そこでオレは悩んだ。
藪からいきなり飛び出して捕まえるか、それともこっそり忍び寄るか…。

あんまりすぐに終わってもつまらないので、じわじわと追い詰めることにした。
オレはうなったり、茂みを揺らしてみせた。
するとメスはあたふたと慌てふためいて茂みから飛び出していった。
そして手近に生えていた木によじ登っていった。
だが木登りは苦手らしく、登り終わるまでオレはしばらく木の根元でその様を眺めていた。

オレ自身は木登りが得意だが、オレまで登ればポッキリ折れてしまいそうな程その木は細かった。
そこでその木の根元で散々うなったり前足を伸ばしてメスを冷やかした後、その木を抱えて揺らすことにした。
バサバサと小枝や葉っぱが次々に落ちてきて、その度にさえずるような鳴き声が聞こえた。
そのうち頭上から生温かい水が降ってきた。
どうやらメスが漏らしたらしい。
あたり一面に甘い匂いが立ち込める。

メスの匂いを嗅いで調子に乗ってしまったオレは、つい力を入れすぎてしまった。
その結果ミシミシと音を立てて、ゆっくりと木が倒れていった。
地面に投げ出されたメスはどこかにぶつけたようで、顔を歪めてしきりに脚をさすっていた。
そこでオレが思いっきりデカい声で吠えるとメスは目をまん丸に開き、思い出した様に走り出した。


「ダレカー、ダレカタスケテー」
甘酸っぱい匂いを撒き散らしながら、可愛い悲鳴が逃げて行く。
オレは自分の居場所を知らせながら逃げる獲物を初めて見た。
もしかしてヒトってのは、とんでもない馬鹿なのだろうか?

近づき過ぎないように間を空けながら、オレはわざと音を立ててその後をゆっくりと追いかけた。
オレは狩りの時はたいてい腹ペコで、獲物が捕れない日が続けばそのうちくたばるハメになる。
いつだって必死で、優雅に狩りを楽しむ余裕なんてありはしない。
だからこんなにワクワクする狩りは本当に久しぶりだった。
だがしばらく追いかけているとメスの足音が止まってしまったので、そこからオレは一歩一歩ゆっくりと近づいていった。


足音が消えた辺りにはメスの姿は見えなかった。
ただ、藪の間にひび割れたかなり大きな岩があり、その下の方にちょっとした隙間が見えた。
勿論オレには入れやしないが、小柄なあのメスなら簡単に入り込めるだろう。
それでも一応隠れているつもりらしいが、これだけプンプンと匂えば居場所はバレバレだ。
緊張した汗の匂い、浅く速い息遣い、心臓の鼓動の音までが手に取るように分かる。
見なくても隙間の奥に隠れたメスが、小さな身体を更に小さくしてプルプル震えている姿が目に浮かぶ。
あとはあの細っこい足首をつかんで引き摺りだせば、追いかけっこはオシマイだ。

きっとメスはまた元気に暴れてくれるに違いない。
バタつく手足を押さえ込んだら、あの美味そうな匂いを胸一杯に吸い込んで、身体中を舐め回してやろう。
柔らかな胸やプリプリの尻に咬みついたり、あの小さな豆を飽きるまで嬲り続けるのもいいだろう。
その時一体どんな声で鳴いてくれるのかがとても楽しみだ。
そして最後にあの温かいヌルヌルした穴にオレのチン○○を突き刺して掻き回すのだ。
それを考えただけでオレの口にヨダレが溢れ、チン○○は勝手にデカくなっていく。

オレが狭い隙間に前脚をいれて探ると、指先に温かく柔らかな物が触れた。


…ほら、捕まえた…。



【 fin 】


-モドル-

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