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SS:霜月

 


扉を叩く音がした。
「どなた?」
「私です」
「お入りなさい。遅かったわね」

かなり広いその寝室には人が3,4人は寝ることができそうな大きな寝台と、いくつもの高価な調度品が置かれていた。
その寝台の上には二十歳程の物憂げな表情の女が、けだるそうに横になって本を読んでいる。
燈台の柔らかな光を背に受けて、ゆったりとその身を起こした。

若い女主人の言葉に従い、一人の少女が部屋の中に入ってきた。
振り向けば扉のすぐ内側に、大柄なミノタウロスが立っている。
それは3日前に来たばかりの護衛であった。
腕を組んで仁王立ちするその姿は、周囲に圧倒的な存在感を振り撒いており、不埒な侵入者を阻んでいた。
少女はミノタウロスを恐々と見上げながら、怯える子猫のようにそそくさと脇を走り抜ける。

「失礼します…申し訳ございません、お嬢様。明日の準備に手間取ってしまったものですから」
「あぁ、ご苦労様。急なご招待だったし、どうしてもあの衣装がいりようだったのよ。ごめんなさいね」
「もう仕立て直しも上がりましたので、いつご出立になられても大丈夫です」
「助かるわ。舞踏会なんて久しぶりだもの、思いっきりお洒落して行きたかったのよ」
「どうぞ楽しんでいらして下さい。でも本当にこれをお連れになるのですか?」
「心配しないで大丈夫。護衛なんだからこれ位でないと睨みが効かないわよ。
そんなことより、こちらにおいでなさい」


純白の夜着を羽織った女主人は、優しく少女を寝台に引き込んだ。
そして少女を背後から抱きしめると、甘やかな匂いの立ち昇るうなじにそっと口接けをした。
お仕着せの上からまだ膨らみきらない胸を愛撫しながら、前掛けの隙間から細くしなやかな指が滑り込んだ。
しかし少女の反応は鈍い。

「あら、どうしたの?今日は乗ってないのね」
「…だってお嬢様…」
「お嬢様じゃないわ…『お姉さま』でしょう。
二人きりの時は、私たちは姉妹だって約束したばかりじゃない。
今度間違えたらオシオキよ」
女の含み笑いが漏れた。

「申し訳ございません、お姉さま…でもそこに…居るじゃありませんか」
「あれを気にすることはないわ。余計な事は一切しゃべらないし、命令しない限り勝手なこともしないの。
ちょっと大きめな家具か置物だとでも思えばいいのよ」
そういいながらも器用な指先は、少女の服を一枚、また一枚と脱がせていった。

「…でも…」
「もう…仕方ないわね」
「ひっ…」
女は下着一枚になった少女の手を引いて、無理やりミノタウロスの前に立たせた。
絶句する少女にミノタウロスはジロリと目を向けたが、すぐに興味を失くしたように真っ直ぐ前を見つめ続ける。

「大丈夫よ、ほら…触ってみなさい。何ともないから…」
震える少女の指先がゆっくりと伸ばされ、ミノタウロスの腹に触れた。
毛羽立った毛皮の下に、腹筋がピンと張り詰めている。
ミノタウロスが気にもしてないのに少し安心して、少女は手の平で撫で回した。

「凄く硬いですね。きっと私が叩いた位では、痛くもなんともないのでしょうね」
こわごわ動く小さな手の上にそっと自分の手を重ねると、女は背後から少女に頬を寄せた。
「そうね。でももっと硬くなる所もあるのよ。今はまだそれほどでもないのだけど…」
そう耳元で囁きながら、まだ僅かに震える手を強引に下へ…魔物の股間へと誘導した。
やぼったい厚手の下穿きの上からでも、その膨らみは感じ取れた。

「おやめになってください、お姉様」
「そんなこと言っても、あなた…さっきからこいつの顔も見ないで、ここばかり見てたじゃない。
本当は興味あるのでしょう?」
少女は魔物の視線が恐ろしくて目を伏せていたのであって、決して股間を見つめていた訳ではなかった。
だからと言って、目の前にあるこの膨らみを完全に無視できるほど世間摺れしているわけではない。
目を逸らそうとすればする程、意識せずにはいられなかった。

女主人は下から掬い上げるように、魔物の股間を触らせた。
「本当に大きいわよね。あなた、直に見てみたくはない?」
「こんなもの見たくなんかありません」
「そんな遠慮することなんかないのよ。ほら」
女の手が素早く伸びると革紐がほどかれ、魔物の下穿きはパサリと乾いた音を立てて床に落ちた。

「どう?人間の男とは比べようも無いほど大きいわよね」
「私、男の人のなんて見たことありませんっ!」
「あら、そうだったの?まぁ無理して見るほどの価値なんかないからどうでもいいわ。
それよりこれなら好きなだけ触ってもいいのよ。ほら御覧なさい、伸びてきたわ。
優しく丁寧に撫でて、もっと大きくしてあげなさい」
「できません。そんなこと…」
「あなたまさか私の言う事が聞けないっていうの?」
「いえ、そんなことは…
…わかりました、お姉さま。お言いつけ通りに致します」


女主人に命じられた少女は、顔を背けながらもその醜悪な物体を愛撫した。
震える両手が上下するがミノタウロスは全く反応せず、そ知らぬ振りで前を向いたままだった。
しかし肉色の石筍はぎこちない手の動きに促され、脈打ちながら着実に伸び上がっていく。
一方、意地の悪い女主人は後ろからピッタリと寄り添いながら、少女の未熟な胸や股間に指を這わせる。
そして熱い吐息を吹きかけながら、耳元で嬲るように囁いた。

「なぁに、もうこんなに濡れてるの?
穢らわしいオス…それも人間ですらないバケモノのおチン○○に触って興奮するだなんて、何てはしたない子なのかしら。
男になんかに興味は無い、私だけを愛している…だなんて大嘘だったのね」
少女にきつく冷たい言葉を浴びせる女は、見られないように背後でほくそ笑みながら暗い喜びに浸っていた。

「…嘘なんかじゃ、ありません…私はお姉さまだけを…」
「じゃぁ、あなたの漏らしている、このイヤらしいお汁は何だというの?
感じている証拠じゃないの?」
「それはお姉さまが…」
「嘘つき!もう言い訳なんか聞きたくもないわ。
あなたなんか、その汚らしいおチン○○でもしゃぶっていればいいんだわ。
そうね、その口を塞いでしまえば、もう嘘も言えないでしょう?」
「…どうか…どうかそれだけはお許し下さい、お嬢様」


少女の哀願を聞いた途端に、女は柳眉を逆立てた。
「あなた、今なんて言ったの?お嬢様?
今度間違えたらオシオキって言ってあったわよね?」
「そんな…そんな違うんです。そんなつもりじゃ…」
「問答無用よ…おまえ、この子を犯しなさい。
口で出来ないと言うなら、下の口でがんばって貰うことにしましょう」

主の命を受けた魔物の手が伸びた。
そして抗う少女を軽々と持ち上げると、自らの怒張の上で脚を開かせる。
反り返った一物が揺れながら、ピタピタと少女の股間に当たった。
「い…いやっ!助けてっ!助けてください、お姉さま」
「ダメ…あなたが悪いのよ。許すわけにはいかないわ。
おまえ、入れるのはゆっくりとなさい。何しろこの子は初めてなのだから…」


「ひっ…」
華奢な身体がゆっくりと降ろされ、慣れない痛みに少女は身を強張らせた。
しかしあまりにきついので先端部分が埋まっただけで中断し、わずかに上へ戻した。
すると狭い入り口から獣の陽根を伝って、血が一筋垂れ落ちて来た。
微笑む女は白い人差し指で流れ落ちる雫を掬い取ると、その鮮やかな赤い血を舐め取った。
蠢く芋虫のような舌がヌラリと這い回り、女の唇が紅をさしたように真っ赤に染まる。

「ふふっ…乙女だった証ね。生理の血と違って、綺麗な色をしているわ。
おめでとう。これであなたも大人の仲間入りよ」
「…ひっく…ひっ…」
「あらぁ、泣くようなことじゃないのよ。
痛いのも最初のうちだけ…何度か繰り返せば痛くもなんともなくなるわ。
それどころか逆に気持ちよく感じるようになるはずよ。
それに一応こっちも済ませておかないと、女同士の本当の素晴らしさも分からないでしょう?」

「うぅ…あんまりです…」
「残念ね。初めての相手が玩具の張り型じゃ可哀想だと思ったから、あなたの為にも奮発してスゴイのを用意してあげたのに…。
あら?でもおマメは随分硬くなっているじゃない?
ここなんかもう、とろとろに蕩けているし…やっぱりあなたは嘘つきね。
上の口に比べてこっちのお口は何て正直だこと…」
「違います…違うんです」

しかし必死で否定する少女を無視して、女は無理やり抉じ開けられた股間に向かって語りかけた。
「良かったわね。正直者にはご褒美があるわよ。
ご褒美はもちろんこれ…この大きなおチン○○をお腹一杯食べさせてあげるわ。
ほらお前、奥までしっかり入れてあげるのよ」
少女の身体が再び下ろされていき、鋭い穂先が柔らかな内臓を抉っていった。


「っいぃ…いぃっ…ぃたいぃっ…。ぃたいいぃ…」
「まぁ、そんなにイイの?処女を失くしたばかりなのに、もうよがっているだなんてイヤらしい子ね。
これも毎晩私が開発してあげたせいかしら?」
少女の苦しむ顔を見ながら、悪戯好きの黒猫のように女は微笑んだ。

「それにしてもあなたの泣き顔ってなんて素敵なのかしら。
笑顔も素敵だけど、やっぱり泣いている顔が一番可愛いわ。
そんな顔を見せられると、益々苛めたくなってしまうわね」
女は自らの秘所を指で慰めながら、限界まで開かれた少女の結合部を啜る。
その間にも少女の小さな陰核を優しくつまんで刺激する指は止まらなかった。
そして垂れ落ちる愛液と破瓜の血を追って、雄の熱い肉茎と重たく揺れる陰嚢までしゃぶった。

「いやぁ、許して…お許し下さい、お姉さま。今後はどんなお言いつけにも従います。ですからどうか…どうかお許し下さい」
「本当にどんな言いつけにも従うと誓えるの?」
「はい…誓います」
「わかったわ、仕方ないわね」
女が手をかざすと、魔物の動きがピタリと止まった。
涙を零す少女は鼻をすすり上げながら感謝の言葉を告げた。
「…うぅ…ありがとう…ございます…」

「さてと、どんなことでも従うって言ったわよね?」
「はい」
「それなら手始めに、このままこれとまぐわい続けなさい」
「え?まぐわう?」
「性交しなさいと言ってるの…こいつが満足するまで抜いてはダメよ」
「そんな、話が違…」
「さぁおまえ、思いっきり動いていいわよ」
女の楽しげな声と共に、しなやかな平手が魔物の尻を叩いた。


乱暴に責め立てられる少女をうっとりと見つめながら、女は毛深い魔物の脚にしがみ付いて撫で回した。
丸太のような筋肉の塊がびくびくと踊り、その動きを女は全身で感じ取る。
「いいわ。最高よ、あなたたち…こんな凄いのを見せつけられたら私も我慢できないわ」
自らの胸を揉みしだきながら、女は獣の剛毛に股間を擦り付ける。
たわしの様に硬い毛が、濡れた陰唇と膨らんで僅かに飛び出た陰核をぞりぞりと擦った。

女は更なる快楽を求めて腰の振りを加速していったが、突然その場に崩れ落ちた。
仰向けに倒れてもなお、その腰は痙攣でも起こしたようにヒクヒクと動きを止めない。
むせ返るような熱気と淫蕩な匂いに包まれながら、女はそのまま絶頂を迎えた。


力なく揺れる白い足と、激しく振りたくられる大鈴のような陰嚢を、女は呆けたように見上げていた。
少女の赤く腫れ上がった陰唇をめくりあげて、血管の浮き出た肉塊が注挿を繰り返す。
膣口のふちと赤黒い肉茎には桃色に泡立った愛液がべっとりと絡んでいた。
陰嚢を伝って降り注ぐ淫らな雫を頬に受けながら、絶頂の余韻に浸る女の視線はどこか焦点が定まっていない。
しかししばらく経って我に返ると、上気した頬のままにゆっくりとその身体を起こした。

背伸びした女は、少女の頬に優しく口接けして囁いた。
「明日早いから私はもう寝るわね。あなたには明日から3日間お休みをあげるから、今夜はこのまま存分に楽しんで貰って結構よ」
「…はぅ…うっ…うっ…」
「あら?嬉しくて、もう声もでないの?それは良かったわね。
帰ってきたら、また3人で一緒に楽しみましょうね。
今日のところは、そいつにたっぷりと精を注いで貰うといいわ」
「…!」

余分な肉のない少女の平らな腹を撫でると、中で暴れる肉棒の動きが分かった。
「大丈夫。例えあなたのお腹が醜く膨れても、私の愛は変わらないわ。
子供が生まれたら、あなたと一緒にちゃんと面倒みてあげるから安心なさい。
どんな子が生まれるかは知らないけれど、何といっても可愛い妹の赤ちゃんですもの、かわいいに決まっているわよね」


涙を零す少女を尻目に、女主人は薄情にもさっさと寝台に上がると、敷布を身体に巻きつけて眠ってしまった。
哀れを誘う嗚咽も、女の耳には子守唄としてしか聞こえない。
「…赤ちゃんなんか…うぅっ…化け物の…助けて…お姉さま、助けて… …」

少女のか細い声は、すぐに雄牛の歓喜の声に掻き消されてしまった。



【 fin 】


-モドル-

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